市民の科学 (講談社学術文庫) [ 高木仁三郎 ]

   

講談社学術文庫 高木仁三郎 講談社シミン ノ カガク タカギ,ジンザブロウ 発行年月:2014年03月11日 予約締切日:2014年03月10日 ページ数:257p サイズ:文庫 ISBN:9784062922289 高木仁三郎(タカギジンザブロウ) 1938〜2000年。

東京大学理学部卒業。

日本原子力事業、東京大学原子核研究所助手、東京都立大学助教授を経て、1975年に原子力資料情報室の設立に参加、1987〜98年に代表を務めた。

1997年、ライト・ライブリフッド賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 市民の科学(市民と科学ー序にかえて/専門的批判の組織化について/原子力資料情報室/プルトニウムと市民のはざまで)/第2部 市民にとってのプルトニウム政策(プルトニウム利用政策を問い直す/プルトニウム軽水炉利用の中止を提言するープルサーマルに関する評価報告/解体核兵器からのプルトニウムをどう処分するか?)/おわりに 「市民の科学」のこれからー高木学校によせて 公害、薬害、巨大事故。

我々の与り知らぬところで進行し甚大な被害をもたらす悲劇はなぜ繰り返されるのか。

それを防ぐため、専門的能力を持たない市民に何ができるのか。

科学者として生涯、原発の危険性を訴えつづけた著者は、市民が独立して専門的批判の能力を維持・育成する方策を構想し、本書を遺した。

三・一一後日本への最もポジティブな提言。

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